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早朝ハイクのイワオヌプリ ||| DAY #25

イワオヌプリ
2月22日(火)、昨日雪の状態と天気が良すぎてニセコアンヌプリ北斜面からのイワオヌプリがあまりにもよさそうで急遽決まった早朝ハイク。 なぜ早朝かというと10時には下山しないと仕事に間に合わないメンバーが数人いるからという強行っぷりです。 朝焼けがきれいな6時には冬季閉鎖道路のエンドに車を停めハイク開始。昨日もイワオを登るグループがいたが今日も既に他の車もちらほら。ニセコは本当に好きな人だらけでこれだけの広いフィールドにもかかわらずパウダー競争は激しい。ローカルの鼻の効くナビがなければ自分は当然ここまでニセコで楽しめてもいないと切に感じます。
イワオヌプリ
早朝ハイクはとにかく景色がきもちいいです。特に今日もすっきりとした晴れ!登るごとに広がる風景と滑りたくなる斜面が次々登場してきます。
イワオヌプリ
イワオヌプリ山頂。青空のもとにはニセコアンヌプリとその後ろに羊蹄山、雲海が広がりジェット機が飛行機雲を作って飛んでいきます。たまりません。もしも下りの滑りがなかったとしてものぼって見る価値の充分なパノラマです。なのに下りのノートラックパウダーもまっています。たまりません。
イワオヌプリ
今日は昨日よりも撮影色の強い日で撮る側のカメラマン大曲太郎とFloating-Leaf-Filmsフィルマー村上大輔氏は途中から別のルートで撮影のしやすい中腹を目指しました。 写真はFloating-Leaf-Filmsにも車団地(Car Danchi)にも参加しているNagai Gakuちゃん、力の抜けた緩いターンのサーフスタイルです。今回はなんと言ってもGakuちゃんと撮る側のコミュニケーションがすごく勉強になりました。上と下で無線でやり取りをしながらイメージを一致させる作業は言葉を越える人間関係が必要だなと。 よく言われることですが山は上から見るのと下から見るので大違いで、上からヒットポイントを考えてラインをイメージしてそのとおり滑るのはものすごく難しいことです。 今回もしかり、ボトムまで1本滑り自分のラインを振り返ると『あちゃ~もったいない』となります。仕事組も残された時間の限りハイクバック。もう一度滑りたい斜面を滑り倒します。Gakuちゃんは中腹までのハイクバックのあとさらにもう一本ピークまで一人登り合計3本のラン。相当タフですね。それでも狙ったラインは難しいです。 もちろん最高の雪で最高の斜面。気持ちよくないはずはないんですがそれでも100点には程遠く、だからこそやめられない最高の魅力があってそこがまたスノーボードの最高にいいところなんだと思います。自然相手で雪と天気のコンディションが整うことも限られていて同じ斜面で同じ雪のつき方も一度きりです。 Gentem_TTやめられない自分もボトムから中腹までのハイクバックを2本。うち一本は太郎君のGentem Stick TTを借りてバックカントリーでのTT試乗は貴重な体験です。わずか数ターンでしたが明らかな違いがありますね、やはり。すごく楽しいです。 今日のライディング写真はちょっと出し惜しんでLADEのWEBや冊子で使っていこうと思っています。いい場所いいメンバーでいい画像が残りました。 子供の頃の遠足帰りを思い出します。くったくたの最高の一日でした。