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ニセコツアー終盤『THE DAY』チセ&ニト DAY#21~24

北海道ニセコツアー最後の4日間のレポートです。滞在中の約2週間は本当に積雪に恵まれ貴重な経験が出来ました。特に最後の4日間はほとんどの時間をバックカントリーですごし集大成という感じでした。13日(土)はモイワでリフト上のゲートから色々な沢を色々な場所から楽しみました。写真は14日(日)チセヌプリのピークへハイクしてのスノーボードです。今までハイクしたことの無い深さの雪で深いところでは腰までうもれながらのハイクです。新雪で今までのトラックは完全にリセットされているのでハイクはかなりしんどかったです。
逆に下りはそれだけのフレッシュスノー、ノートラックを滑れるので最高です。ただこの日はピークまで上がると天気が悪化し視界がほとんどなってしまいました。体力と気力の持つ限りピークで天気待ちをするもいっこうに太陽が出る気配もなく体もどんどん冷え切って行くのでちょっとした晴れ間で滑り降りるしかありませんでした。それでも板につたわる雪の感覚はたまりませんがきついハイクなので悔しい思いも残ります。
滑り降りてくると冬季通行止めのパノラマラインに到達します。視界がなかったため予定していた位置からかなりずれて道路に降りたためどっさり雪の積もった道路をスノーシューで歩いてもどります。このあとはまたもう少し楽しいくだりがあり温泉地帯にでてゴールです。
この日も十分楽しめたもののやはり悔しく、次の日15日(月)に同じチセヌプリにリベンジしました。この日も積雪があり前日のトラックはリセットされのぼりはきつく下りは最高パターンでした。しかし違ったのは天候です。ピークの天気待ちは少しあったもののクリアな視界でチセのピークからノートラックをいいスピードで降りてこれました。THE DAYです。人生の中で3本指に入る最高の一本でした。同行したみんなの笑顔が本当にたまりません。連日のハイクアップとスノーボードでの疲労も寒さもなにもかも一気に吹っ飛ぶ一瞬です。そして疲れはあるものの雪も天気も最高なのでそのご正面のニトヌプリに上り返しもう一本極上パウダーを頂きました。最高の一日です。同行したニセコフォトグラフィーのオーナーカメラマン、アーロンがこれまた最高の写真をたくさん撮ってくれたので近々LADEのウェブサイトやカタログでもこのトリップは活躍するはずです。 ニセコ最終日16(火)はまたモイワへ。ゲートから何本か沢のノートラックバーンを滑った後、動向のメンバーは仕事へ。自分は最後のデザートにとモイワ側からアンヌプリのバックボールを中腹まで上りだれも入っていない沢を滑り降りて締めくくりました。 スノーボードの経験としても雪山の経験としてもビーニーのフィールドテストとしても貴重なツアーはこうして幕を下ろしました。やはり実感するのは実際のフィールドで体験し楽しむことがなによりも大切で必要だということです。 また追って北海道でのLADEビーニーの進展はご報告します。とりあえずニセコツアーを終了し無事に帰ってきました。