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蔵王BC 三宝荒神山シュート w.SLOPETACTIX 【12-13 Day40】

蔵王 バックカントリー 前回、前々回と天候や雪の状況で見送った山形蔵王BC 三宝荒神山のシュートへ山形蔵王BCガイドSLOPETACTIX高橋洋介と。今回は待ちに待った低気圧一過の青空のもと、いざ。 三宝荒神山 バックカントリー 多少の降雪もあり木々や地面の白さと真っ青な空がきれいです。すぐ目の前に飯豊連峰から朝日連峰、月山までが白い帯になって連なっています。最高の展望です。 SLOPETACTIX 蔵王 滑るシュートの雪質は、、、かたい。。。 前半はそこそこの斜度ながら幅もあり、しかし硬い。 山形蔵王 バックカントリー ここからが長い後半戦。かなりスティープ、そして狭いところは本当に狭い。 エッジが抜ければ滑落、止まれるところはないのでピンボールのように落ちていくのは想像できる。絶対にこけられない。 写真は先に降りた高橋洋介。慎重に見極めながらのファーストラインを滑り降りていく。さすが。そしてしばらく時間が経ちボトムから無線が入る。『本当に硬い。エッジが抜けて滑落したら止まれない。絶対コケちゃだめね。途中かなりせまいところもあるから気をつけて。滑落すれば大怪我の可能性もあるぞ。』と、いつもよりなお真剣な口調。 『了解。』うぉーこえぇー。でもいやーな緊張ではなくぴりっと集中力が増すような気持ちのいい緊張感。 滑りだすと、硬いから速い。スティープだからこれまた速い。シュートに吸い込まれていくと、細い!滑りながら胸の無線が聞こえる『ゆっくり、ゆっくり』。そして長いーー、足しんどい。 シュートから開けたボトムには吹き溜まった白い柔らかい雪が。無事に降りられたという開放感と安堵感。 蔵王 バックカントリーガイド 振り返るとやっぱりスティープ。この状況で滑ってこれればこれより厳しいのはあまり想像できない。雪が柔らかければ、バフバフパウダーでこの距離。来冬にまた期待。 全然楽しくない厳しい一本、すごくいい。本当いい経験の一本でした。 4/27(土)-28(日)LADE x SLOPETACTIX 月山BCツアーw.GREEN.LAB試乗会 もエントリー受付中ですので是非。 Herschel 通販