lifetime collective the Spring 2012 sales meeting on Galiano islandの写真を見て
facebookのlifetime collectiveページに投稿されたウォール写真です。
Lifetime co-founder Trevor Fleming killing it at the Spring 2012 sales meeting on Galiano island.
lifetime来年の春夏コレクションのセールスミーティングをガリアノアイランドでやっちゃってたり創始者のTrevor Flemingのこのリラックスモード、lifetimeいいなぁって思います。
なにかたったこれだけの写真なのですが色々思い出すことやちょっとした偶然なんかもあり暇な方はお付き合い下さい。
ガリアノアイランドはバンクーバーの西、州都のビクトリアやナナイモ、トフィーノなんかがあるバンクーバーアイランドという大きな島の周りに無数にある小さな島のひとつです。ちなみにHerschel Supplyの2010Fallなどのカタログ写真はこのバンクーバーアイランドで撮られています。
まずはなにはなんでもすごくいいところなんです。偶然にも自分はこの小さな島ガリアノアイランドに行ったことがあります。懐かしいなぁと思い出し写真を探してみるとやはりすごくいいところだった記憶がぶわっとよみがえってきます。
自然豊かな小さな島は大冒険ができます。熊がいないので安心してキャンプで過ごせる平和な場所です。キャンプで数日を過ごしたのですがデジカメ写真の日にちを見るとまた偶然、Facebookの投稿の日と同じ7/17でした。こんないい時期のあのガリアノアイランドでセールスミーティング。しゃれてますねー、うらやましい。
自分がステイしたのは2003年。すでに8年の月日が流れています。時がたつのは早いもんです。この2003年、LADEをWhistlerでTaka Sudoとスタートしだした年です。ここがまた偶然にもlifetimeも2003年にWhistlerでスタートしたブランドなんです。
今でこそのlifetimeですが写真のTrevor FlemingとRaid Stewartの二人でスタートした当時はWhistlerのベースメントの作業場で自分達でシルクスクリーンでTシャツを刷って販売するDIYのTシャツカンパニーだったんです。
しかし自分はそのlifetime初年度のTシャツをWhistlerのShowcaseで見たときの気持ちをしっかり覚えています。自分の印象としては当時ブランドロゴやちょっとしたロゴをパロったものが主力だったTeeからアーティスト(描き手)を尊重したよりアートを主張するアートグラフィックとしてのTeeが増え、よりTeeに意味合いとメッセージ性、多様性が加わっていっていた時期だと思います。RVCAやVOLCOMといったすでにその手のTeeで成功を収めつつあるブランドの中、数種類の無名のlifetimeのTeeがディスプレーされていました。負けていないどころかそのなかでも新しいさや自由さが突出していて一瞬で好きになったのを覚えています。きっとすごいブランドになるだろうと。自分達もいくぞと思ったもんです。あれから8年。いやーlifetimeはどーんっと行きましたねー。当時はまさか自分がこうやって店をやってそこでこうやってlifetimeを扱うとは思っても見なかったです。
久しぶりに当時の写真を見てやはり自分はバンクーバーやBC州、カナダの雰囲気や自然、文化好きだな~と改めて思いました。これからもLADE STOREのメインはここの文化だなと。そして久しぶりにやはり行きたいですね。
そしてこのlifetime the Spring 2012のイメージ画像です。この日本の湿度の高いじめじめした夏からは遠い乾燥したデザートでの撮影です。BC州内陸のPowell Riverあたりらしいです。うれしいのは2012Springもまた自然、山のニュアンスでリリースされそうです。Herschelとlifetimeは同じバンクーバー発でイメージが近かったのですが2012Springではちょっと色味で差が出るような気がします。
大きな組織はすでに来年のイメージ撮影がとっくに終わってカタログも完成してるんですからすごいです。でも俊敏で柔軟であることで逆に羨ましがらせましょう。大きいところにはできない軽いからできること、2003年に自分がlifetimeのTeeを見て感じたことですね。そんなことを思い出すいい機会でした。