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エントランスルームの壁工事 改装日記#77

今回のSTORE改装もちゃくちゃくと進んでおります。毎日家族総出です。今日のところまでの進捗状況の報告です。
まずは柱に塗装を施しました。完成後に外部に見える柱はステイン性の水性外部塗料を塗ります。今回の色は黒系にしてみました。ブラックウォールナット、黒に極めて近いこげ茶です。内部に納まるところには防蟻、防虫、防腐の白ありスーパー21を塗りました。蟻んこは怖いので下のほうは念入りに全体を塗ります。オレンジ色の部分がそれです。
柱と柱の間、外壁部分は屋根同様タイベックを張りその上から平たい板(野地板)を大量に買ってきて横張りにしていきます。すこし重なりをつけることで雨水の浸入も防げるし見た目もいいです。昔の甲冑のようなのでよろい張りといいます。 ざっと野地板の本数を計算して買ったのですがやはり全然足りませんでした。買い足しです。いつもこの手の計算は難しいです。足りなくてもまた買いに行く時間も手間もガソリンももったいないのですがあまってもやはりもったいない。奇跡のぴったしかんかんはなかなか難しいです。
今回は増築なので外壁面は2面です。ひたすら張っていきます。板を置くときのガイドを作っておくと一人でも左右の高さが傾かずに着実に貼っていけます。 よろい張りは雰囲気を出しつつDIYにはお手軽な外壁の仕上げかと思います。オーソドックスな分ありがちな感じにはなりやすいですね。色やいたずら書きなど仕上げでもう一工夫していきたいと思います。

これで外壁張り終了です。あえて窓はなくしました。断熱、遮熱効果を高めたいと思います。狙いは夏の冷房効率のUP、冬の断熱効果のUPです。そしてやはり店舗なので商品を直射日光からさけるため、陳列やディスプレースペースを室内外共に増やすためです。 これは結構、賭け的なところでもあります。まずは今年の夏の一番暑いときにどうなるか勝負です。 引き続き内部の工事です。内部はそういうことなので天井も壁も全面断熱材でびっちり敷き詰めました。なんだか今は震災前からこのグラスウールの断熱材がかなり貴重なようです。すごく品薄で店頭でもなかなかないようです。今回使ったのは昔、昔使ってあまったものを大切に倉庫保管していたものなのです。そしてなぜかここで奇跡のぴったしかんかん。ちょうど保管していた断熱材ピッタリ使い切って張り終えました。ゴミも出ず嬉しい限りです。
さらにウッドデッキの上への増築なので床への断熱もがっちり行ないます。使うのはこの和室用の床断熱材です。3尺スパンの根太の間にすっぽり詰まって切れ目が入っていてそれがクッションになるのである程度幅にも融通が利くという優れものです。
増改築のつらいところです。新築なら床を張る前に上からはめ込めるんですがもちろん既にウッドデッキの床材は張られているので下にもぐりこんで根太の間に断熱材をはめ込んでいきます。スノーボードのゴーグルが狭くてくもの巣だらけでの上向き作業にものすごく役に立ちました。しかし首も肩もつらいっす。この後、タイベックで仕上げをして床面の断熱も終了です。 これで外部の工事は塗装以外全て終了しました。あとは内装です。ばりばりやって行きたいと思います!