NEWS

STORE 2階化計画 壁製作 改装日記#64

改装日記レポートの続きです。今回の2階化計画で新しく増える2階部分は店舗になりますが既存の2階部分は今までどおりバックヤード、撮影スタジオ、アトリエミシンスペースとして使用します。店舗部分と既存部分の境に壁が必要です。今回もらってきた材料は2×4がかなり豊富なので2×4でうまくフレームを組んで壁にしていきました。 最大の難所は写真の部分。LADE STOREは三角の急勾配の屋根が正方形の建物に対して45度角度をつけてのっています。この壁をつけるのに天井とぶつかる部分が斜めにあたりつつたてにも傾斜しています。本物大工さんならうまく角度を求めたりできるのでしょうが計算方法もわからないので卓上丸のこで何回も角度をつけて切ってみてはあわせて2つの角度を出しました。苦戦しました。
そしてもらった材料の中で仕切り壁にもってこいなものが立山三協アルミのAMISというアルミ製の室内建具です。高さが2m以上もある4枚引き戸の障子だけを4枚もらってきました。残念ながら枠はないのですが樹脂パネルの入った建具4枚だけでもかなりうれしい部材になります。 これがなかったら2×4やコンパネで壁を作るはずでした。店舗側には大きな全面のFIX窓があるので明るいのですが壁で完全に仕切るとバックヤードが真っ暗になってしまうところでした。大きな樹脂パネルを使うことで視界はさえぎりつつ光が十分に入ります。 そして高さがかなりあるので横にして使うことにしました。残りの2枚もこの壁の横に同じ形で使用し壁を作りました。クリニックみたいでこの樹脂パネルのお陰でモダンな雰囲気です。
壁は1日で仕上がりました。樹脂パネル以外の壁部分も腰壁用の木のパネルやコンパネで作りました。バックヤードの入口にもドアを作ってつけました。ドアノブはリボスオイルを塗りたくって光沢を出した流木を使いました。カナダのリルエットレイクの流木です。かっこいいです。 樹脂パネルの中桟にはもともとの2階の手すりに貼り付けてあったスケートボードを貼り付けなおしました。これで中桟が見えなくなり大きな一枚モノの樹脂パネルに見えるのを狙いました。 このスケートボードは使い古しの廃棄になるもらってきたスケートボードです。以前宇都宮パルコに期間限定で出店したときにずらりと並べて色を塗ってペンキを降り掛けて作った長いディスプレーテーブルでした。今回の改装でもまたうまい具合にいいところにおさまってくれました。 これが2月27日(土)でしたのでさてあともう1日です。階段周りの手すりや細かいところに手を加えて3月1日にリニューアルオープンとなります。もう一日分はまた次回書きます。