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古いスノーボードウェアーリユーズペイントの巻き

先日の日記で書いたように古いもう着ない着れないウェアーを仕立て直してビーニーにする計画はじわじわ構想などなど準備中ですがその前に着れない、着ない、着たくないウェアーをなんとか現役復帰してさらにスタイリッシュに改造できないかという試みを行いました。万が一失敗しても構想中のビーニーの材料にできるしさらに着てからビーニーにするんでも遅くないです。 自分のペイントしたいウェアーはあるのですがいきなりではつらいので自分よりさらに着ないウェアーを持つ人の果敢な立候補もあり、今回は初回練習です。 練習なのであまり細かく考えるよりはとりあえずやって行って様子を見ながら柔軟に対応という感じでスタートです。まずはステンシルで文字を書き込みます。
ファブリック用の手描きインク、ステンシル、筆があればOK。思い切りよくやって行くとカチッとしたシルクスクリーンや機械の印刷ではでないなんともいい感じにいい加減な仕上がりになっていくはずです。人のウェアーですがこういうのは思い切りと勢いがいい感じに躍動感となってあらわれる、はずです。
ステンシルが終わったら筆でインクをたらしたり飛ばしたり吹きかけたり。これも様子を見ながらかつ思い切っていきます。この作業はかなり好きな作業でいつもショップバッグでやっているのでこなれたもんです。
背面がなんとなく終わり少しさびしいので袖にもステンシル&インクでペイントしていきます。
フードの側面も同様にペイントします。様子を見ながらですが乾いていないので前面から見ることができません。この辺りではやりすぎると戻れないのでちょっともの足りないかなくらいがちょうどいいかと思います。
場所をかえ、他に被害の及ばないところにウェアーを持っていきました。ここからはさらにダイナミックです。インクの濃度を色々かえ、色を変えて色んな角度や強さでたらし、撒き散らしまくります。もうすっかり暗くなってよく見えていないのでバンバン行きます。
という感じでとりあえずは完成です。後半あまり見えていなかったことも、人の要らないウェアーだったことも功を奏してなかなか思い切りよくいい物ができました。
仮乾きですが本当なかなかいい感じによみがえりました。本人もこれなら着れる発言も出たのでリユーズ成功です。あとは完全に乾いてから全面の様子をみてペイントを足して仕上げていきます。 今回の作業はなかなかおもしろかったです。このウェアーの仕上げ、自分のウェアーそしてその他でも色々やって行きたいと思います。