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『雪板シューズと雪国ブーツ』

3hikaku-917.jpg 『雪板シューズと雪国ブーツ』 AREth Morgenrot KEEN Winterport II SOREL の比較コラム(LADE STORE 店主個人見解)
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芽育-make-雪板ファウンダー五明淳くんの影響で5,6年前からすっかり雪板やスノートイ、バインディングレスの乗り物にどっぷりはまっております。同時期にLADEのビーニー工房とオフィスを今の山形県飯豊町の豪雪地域に引越ししたこともはまっている大きな理由です。 スノーボードで滑るとなるとちょっと物足りない緩やかだったり斜度はあるけど短い斜面もバインディングがない乗り物になると急に魅力満載の斜面に変わります。スキー場に行かなくても目の前の除雪でできた山も、牧場も道路脇の峠もといきなり視野は開けて遊び場所がとんでもなく広がったわけです。 morgenrot-917.jpg 雪板で一番大切なのは圧倒的に乗る人の技量なのですが次にやはり板、そして何と言ってもバインディングがない分、履くものが大切です。 雪板の良い点はスノーボードと異なりスケートと同じくいちいち靴を履き変えなくてもすぐポンと乗れることです。専用のブーツがあるわけではなく雪国の人が普段除雪や生活で履いている既存のウィンターブーツなどで足がかじかまず、雪でもグリップが良く、足首が動きやすくというものをチョイスしています。 ただ今年今までと明らかに違うのは雪板やスノートイ、スノースケートも乗るように始めから考えて練り上げてデザインされたウインターブーツが登場しました。AREthのMorgenrot です。 WP2-A24-917.jpg そして数年前からKEENは五明淳くんをアンバサダーに迎え雪板カルチャーのバックアップとスポンサーを始めています。 雪板用に開発されたブーツではありませんが軽量で暖かくグリップの良いWinterport II が五明くんをはじめ多くの雪板愛好者に選ばれています。今年はWinterport II をベースに五明くんがアースカラーをベースにデザインし、防水ヌバックレザーアッパーを用いたWinterport II Premium / A24 Gomyo Yukiita Brownがリリースされました。 WP2KIDS-NAVY-917.jpg 合わせてこれは雪板KIDS待望のWinterport II のKIDSバージョンも同時に発売になりました。 これらの今季新発売のAREth / Morgenrot とKEEN Winterport IIはLADE STORE取扱ブーツですが、これらを含めて今まで雪板の時、除雪や普段の生活で履いているウインターブーツなどLADE STOREで取扱のないものを合わせてちょっと比較をしてみたいと思います。 「雪板の時は何を履くといいんですか」というのは本当によく聞かれるので、あくまでLADE STORE店主の個人的な見解にはなりますが合わせて参考になればと思います。 以前から長く使用しているのは画像1枚目の一番右のSorelカリブーです。自分の履いているのはとっくに廃盤のカナダ製のカリブーで相当古いものですが非常に丈夫で長く愛用しています。とても暖かく防水性や雪じまいもよくまたリーシュを締めたり緩めたりがスムーズなので脱ぎ履きがとても楽です。普段の生活で冬に一番よく履いていて雪板もこのまま乗っていましたが難点としては足の裏ソールの厚みがかなりあり足裏感覚が遠いです。また防寒性に優れている反面ブーツ自体が厚く足サイズに対してアウトソールがとても大きいです。ブーツが雪板からはみ出しやすく雪面にドラグしやすいというのが難点です。また、やはり重量があります。 この重量の面では革素材ではなくナイロン素材アッパーの1964パックナイロンが価格も安いので履いている人も多いです。LADE STOREの一番上の子供はこれのユースモデル履いていますが、やはりアウトソールの大きさは同様に大きいし重量もそれでも結構あるかなと感じます。 デザインとしては使いこむほどに味の出るカナダ製レザークラフトのカリブーが好きで脱ぎ履きがしやすいことでも雪の季節は普段一番よく履いていますが一度KEENのWinterport IIを履いてからは雪板ライドはこちらになりました。また除雪の時はカリブーでは少し物足りないのでSORELグレイシャーというひざ下までのハイカットの極寒地向けブーツを履いています。がっちり丈夫で非常に暖かく除雪の時に履くものでこれ以上に良いものは未だ出会っていません。イントレピッドエクスプローラーXTというもっとがっちりなのも出ているので次の除雪用の買い替えはこれが欲しいなと思っています。北海道・東北の人は欲しい一足ですね。(LADE STOREではSORELの取り扱いはありません。) WP2-TAFFY-917.jpg 雪板用でしばらく活躍中のKEEN Winterport IIは何と言っても軽いです。グリップもよくアウトソールも小さめなので足裏が板と近く雪板の醍醐味であるダイレクトな雪面感覚が得られます。カリブーより軽いのでハイクも楽でスノーシューを履くときにも強度のあるかかとのSHELLBACKがスノーシューのストラップと噛み合ってくれます。靴の厚みが厚くないのに防水性能も保温性能もかなり高いのはさすがKEENです。難点はSORELカリブーに慣れた自分には脱ぎ履きがとてもしづらいことです。一番ドローコードを緩めた状態でも手を使わないで脱ぎ履きすることは難しく家から出たり入ったりなど常日頃から履くには不便を感じます。履いてしまえば帰ってくるまで脱ぐことがないような雪板をするときに履いていく靴です。冬の雪板には本当いいです。 WP2KIDS-WINE-917.jpg そして今季新発売のKIDSバージョンですね。これは待望でした。KIDSの場合重量も気になるところで歩きやすく暖かいWinterport II WPは通学にも雪遊びにもかなり良さそうです。2番目の子の雪板&通学用に履いてみます。 morgenrot-navy917.jpg morgenrot-charcoal917.jpg そして新発売AREthのMorgenrot。まだ雪上で履いていませんが、VibramソールのIce Trekが本当にいいです。柔軟で氷点下でも固くなりにくいラバー素材とさすがVibramなグリップパターン。足裏も薄くダイレクトな感覚があります。足首の自由度も高くてさすがAREthクルーの小松吾郎くんら北アルプス山麓の横乗リストたちと開発し練り上げてあるだけあってこれはスケートシューズの履き心地です。 ただラバーソールな分やや重たくWinterport IIより重量はあります。そして多分冬の雪板ライドには少し寒そうです。逆にシンプルなデザインで過度な保温性がない分タウンユースや普段履きに雪のないところでも幅広く長いシーズンで履けることにもなります。 雪上では厳冬期を過ぎた春の雪板、スノートイ、スノスケやテレインパークやボールセッションなどでは抜群ではないでしょうか。
もう一つ寒くてもスケートシューズに近い足裏感覚というのなら、このmont-bellのGORE-TEXソックスを履いてまさにスケートシューズを履くという方法もあります。スケートシューズに近いというよりスケートシューズそのもので雪板やスノスケに乗れる履物です。靴下で防水するのでスケートシューズはビッシャビシャになります。濡れると寒いのでやはり春だったりテレイン、上級者向けかもしれません。オーバーソックスなので中に履くソックスをウール素材などで保温してください。価格はこれが一番安上がりです。 WP2-A24-917-2.jpg 書けば書くほど1足選ぶならじゃあどれが?というのは地域や気温、季節で異なるし、普段履きと雪板ライドの比重によっても異なりますという結論です。 寒いところで雪板をする1足ならやはりKEEN Winterport II、厳冬期ではなく足裏感覚にこだわる1足ならAREthのMorgenrot、たま〜に雪板の普段履きならSORELカリブー。ですね。 どっぷり雪の降る場所に住んでいるノーバイン愛好者の方、まさに自分は除雪の時はSORELイントレピッドエクスプローラーXT、普段履きは古いカナダ製のSORELカリブー、冬の雪板ライドはKEEN Winterport II、春の雪板やボール、テレインはAREthのMorgenrotと4足欲しいところです。 1足履き潰すより4足で回すほうが寿命も長くなるので必要を感じるところから段々揃えていくというので如何でしょう? KEEN Winterport IIとAREthのMorgenrotはLADE STORE店頭にありますのでサイズ在庫は限られますが履き比べもしに来てください。 Herschel 通販KEEN footwear AREth