Asahi自然観 The Day　【12-13 Day6】

かなりいい雪がどっさり降り、年末のビーニー納品ラッシュでとんでもないけどこれを我慢すると何のために生きているのかわからないので行って来ましたAsahi自然観。今日はSlopetactixのボス高橋洋介と平日セッションです。蔵王か自然観かのチョイスに自信を持って自然観を推したボスの読みどおり、それ以上の豪雪のち晴れ。ツリー良し、壁良し、マッシュ良し。


スノーボーディングにおいて自分はどこで滑るか、どんな雪で滑るかということより一番重要なのは誰と滑るかだと常に思っています。中でも素晴らしいスキルのある人と滑ること、そこのローカルと滑ることというのはスノーボードがより面白くものすごい深みのあるものだということを体感できることです。
自分はスノーボードがうまいわけでもないですがしつこく長いことやっているから幸運なことにこうして抜群にうまいローカルガイドと滑る機会もあるわけですがなかなかすごく上手い人やローカルと一緒にがっつり滑る機会もないわけで、そうであればガイドを取って滑るということはすごくえるものが多いので強くおすすめします。 ただ、ガイドと滑るときやはり前出のことになりますがどうしても何山をとか何斜面をとか何番の沢を滑ったとか、New Snowが何センチだったとかっていう方向に寄りがちになってしまうと思うんです。もちろんお金を払って狙って来たガイドツアーであれば重要なのかもしれませんが、それよりもどうやってとかどういうラインでスピードでどんなふうに滑ったというのを記憶に止め体で覚えるようなことももっともっと大切だと思うんです。
そしてすべての条件が揃った時、天文学的な偶然が重ならないとやってこないのかもしれないその一日。それを味わうともうやめられなくなってしまうんです。深みに足を踏み込んだと確信してにやりとしてしまうわけです。

2012年12月27日。オールラウンドで高いスキルと知識をもった山形ローカルSlopetactixヘッドガイド高橋洋介と二人で滑る、豪雪のち晴れの平日セッション、Asahi自然観。雪良し、ツリー良し、壁良し、マッシュ良し。ガイドに自分の能力を超えたラインを引き出され、滑り終えた後に振り返えり自分のトラックを確かめて目でたどる。このために生きているんだなとすら感じる一日。ごちそうさまでしたぁ～！！！