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フィッティングルーム 改装日記#13

よしにいと藤原設計さんが帰って、単独自力リフォーム再開です。 第一弾は洗面所をフィッティングルームに改装します! はじめに言ってしまいますが、これがなかなか自分をほめる変貌振りを遂げました。やればできるじゃーんって感じです。 まずもともとの洗面所はこんな感じです。 ちょっと小汚い洗面化粧台が既に有ります。最初はまだ使えるのでもったいないからと洗面化粧台の下台だけをそのまま使い、ミラーは捨ててしまうことにしました。ミラーはもともと持っていた木枠の鏡をすえつけます。 床は例によってもらってきた建築廃材の床材を張りなおしました。ラッキーなことにこの床材ものすごーく高級品で石造りのような仕上がりでピッカピッカです。 さらに、カナダに引越していった友人夫婦の置き土産でもらったムーディーな照明をおきました。 これですでにもとの状態から比べるとずいぶんとよくなったのですがいまひとつ納得いきません。 そこで思い切って洗面化粧台を買うことにしました。実は結構前から目をつけていた洗面化粧台がありました。INAXのピアラDSという洗面化粧台です。 国産のユニット式の化粧台なのにボールのデザインがかなりおしゃれでいーなーと思っていた商品です。やはり鏡はなしで写真のキャビネットだけを関西のネット販売もしている設備屋さんから購入しました。こういう業者さんは本当かなり安くてびっくりです。組み立てや配管、設置はもちろん自力です。 水洗金具の取り付けやお湯・水の配管に手こずりながらも無事設置! そしてなんと四方の壁も全部リフォームしちゃいます。 壁の半分から下をやはり建築廃材の立派なこの無垢の床材を張ります。 そして半分から上はこの空気清浄壁という土を塗りこみます。 この土は湿気が多いときは湿気を吸い、乾燥すると湿気を放出し湿度を自然に一定に保つという優れもので、脱臭効果もあります。自然素材100%なので体にもいいというマーベラスな土壁です。流行の珪藻土のようなものです。 まずは既存の壁を思い切って引っぺがして破壊します。 半分から下の腰壁部分は床材を電ノコで切っては張り、まぁなんなく完成。 半分から上の土壁の左官が思った以上に大苦戦でした。薄く均一に塗りこむことがこんなに難しいとは・・・左官はかなり奥が深いです。水分と手際もかなりシビアですし、テクニックがそのままできに反映される感じです。 やりながらコツをつかみつつ何とか完成!むらと凹凸がありつつも土壁のいい雰囲気がでてます。 洗面化粧台の縁もマスキングテープしたのちコーキングして水対策をします。コーキングもなかなかむずかしいです。 土壁と照明のやわらかい光の相性も抜群です! そしてついに完成!!! 始めの写真から比べるとずいぶんな変化です。なかなか立派なフィッティングルーム完成です。自力でやったとは思えない出来栄えに自分でもちょっと感動しました。YES!!!