道照寺平スキー場→長井ダム　山奥徘徊

この冬はスノーボードに雪板にとお世話になった置賜オフィスから車で10分という近所のローカルスキー場、道照寺平スキー場。尾根に展望台のあるハイキングトレールがあるので那須で登れなかった分、娘を背負ってちょっと登ってみました。親子ハイキングデートはついてから思い立ったので装備が背負子とボカリ1本に虫よけパッチ、Tシャツ、ジーパン、スニーカーという軽装でした。 距離1300m、標高差345mなのですが10kgを超えた次女を背に彼女は歩き出すなり寝っぱなしですごくいいトレーニングになりました。靴とポールがないのがかなりこたえました。 道中はずっと展望のない雑木のトンネルを尾根にそって登ります。一箇所だけ開けて外界が見えますが、長井の田園風景が木の間から広がっていて田植えの終わったばかりこの時期とてものどかできれいでした。 ゴールの第二展望台からは長井ダムが山深い渓谷にどーんとかまえている風景でした。次女はピークに着くなり起きてはしゃぎポカリを飲み干してまた寝ました。 下りも10kgを背負うとふくらはぎにきます。そして無事に車に戻りつるっつるアスファルトの駐車場で少し遊んで、上から見えたダムまでのドライブに出かけることにしました。 近づくほどにダムのスケールがすごかったです。こんな山奥に本当よく作ったもんだと。。。 この辺はこの雪崩留め畑の状況でわかるとおりスーパー豪雪ゾーンです。今日も残雪のある小沢をたくさん見たくらいです。 今日は今度の冬の参考になればという視点でも徘徊したのですがここの雪崩留め具合は圧巻でした。フレームに収まらないスケールで高さも幅もすごい面積の急斜面にこれがあります。自然の森美術館並みに近代アートにすら見えます。
さらにドライブしてそのダムの壁の上に。いやもう久しぶりに足がすくみました。高いのなんのってむずむずする高さでした。
長井ダムのさらにさらに奥まで県道のデッドエンドまで行ってみました。そうとう山深い大自然の中、上流にさらにもう1個同じような大きさのダムがありました。そこまでの道中は崖に張り付くようなそれでかなり距離もある県道、接する壁のような山肌はほとんどがコンクリートで固められトンネルが何本も掘られていました。 はたしていくらのお金がかかっていてどれくらいの恩恵があるのかと考えがこんな山の中ででもでてきてしまいます。本当山に囲まれたとんでもない場所にダムがあり道にしてもダムにしても残念ながら山や自然に対しての破壊行為は感じまくってしまいます。 逆にこれだけの山深さなので夕方は残雪をたたえた山々が見れるいいところを見つけられました。またキャンプもすてきです。