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被災地へのピンポイント支援のサポート募金を募ります

『LADE STOREで震災の復興支援の手伝いとして募金を募ることにしました。』 宮城との県境、山形に住む昔からの友人が現地で物資運搬等のボランティア活動をしています。心から信頼できる友人が活動しているのを現地に赴けない分サポートしようと考えています。 すでに自分個人としては義援金提供を申し出ましたが、以下を読んでいただきなるほどと思っていただける方はご協力いただければと思います。 今までYahoo!やGoogle、GMOグループといった大手の信頼のおける団体での義援金募金を促しておりました。これはこれで大きな団体を通した大口の義援金となり復興の大きな手助けになると信じています。 当然のことですが被災地の中で支援の行き届き方には格差があります。 特に津波被害を受けた海岸沿いのエリアでは今なお1人1食1個のおにぎりしか行き渡らず暖を取るのもままならない状況の人も多いようです。友人たちは震災後すぐに緊急車両の許可をとりガソリンの確保と高速道路の通行許可をとり山形から岩手、宮城の直接支援の許可を得た自治体の被災地へ日帰りでフットワークよくピストンしています。 本当に今すぐに支援が必要な場所にピンポイントでスピーディーに必要なものを支援することが可能です。これは彼らのような被災地に直接赴いて実際に目で見て考えられるローカルの人ができることで大手の募金では不可能なことだと思います。 もちろん逆に被災した多くの人を一気に救える類の活動ではありませんがそれは大手の募金にゆだね、LADE STOREのような小さなコミュニティだからこそ義援金を集めにくいこのピンポイントの支援をサポートしようと考えます。 色々自分にできることはと考えたときに今一番効果的で信頼のできることだと思い、こうして皆さんに呼び掛けることにしました。 この支援への募金サポートにご協力いただける方はメールでご連絡ください。折り返し振込口座等をご連絡差し上げます。もちろんいくらの募金でも大歓迎です。集まったお金はすべてクリアに公開してきっちり全額を即時に送金します。 メールアドレス store@ladeclothing.com どうぞご理解、ご協力いただける方はご連絡をお願いいたします。 以下にその友人からのメール原文と添付された大槌町の画像3枚をそのまま記載します。 皆さんの判断材料の一つに。また現地の状況などを推測するものの一つとしてみてください。 ———————————————————————————————– ———————————————————————————————– (以下 山形県赤倉温泉の友人より) 今回の災害は大きく分けて 1.地震災害 2.津波災害 3.原発関連の災害 の3つに分かれるように思います。 1.地震災害については、 僕の家がある山形も丸2日停電・断水になりましたが今は元通りです。 宮城・岩手・福島の内陸部も場所によって長引いたりはしていますが、 1週間経った今日時点で、ほぼ回復の兆しを見せています。 これらほとんどの場所は、道路が割れたり、古い建物が崩れたり、橋が崩れたり まぁ色々被害はありますが、とりあえず死亡者もほとんどでていませんし、 ライフラインが復旧すればなんとか活動を再開できる状態のようです。 避難所生活を続けている人も多く、大変ではありますが、まだ何とかなります。 物資に関しても、震災後ずっと物流がストップしていた事と、ガソリンが手に入らなかった 事で、物を届けたくても届けられないという状態が続いていましたが、 ガソリン問題さえ解決すれば物資についても十分いきわたると思います。 3.原発関連の被害 これについては僕もニュースで見る情報以上に詳しいことはわかりません。 結局、今回の震災で一番大きなインパクトを受けたのは 2.津波災害に遭った東北の太平洋側沿岸地域の人達です。 既にニュースでご覧になっている通り、一瞬にして街が壊滅状態となり 多くの人々が一瞬で亡くなり、また生き延びた人々も家を失い避難所生活を続けています。 震災後1週間、この沿岸部のエリアへの立ち入りが規制されていた事、 電話が一切通じなかった事、ガソリンが無くて移動できなかった事などから このエリアはほとんど陸の孤島状態で救援物資が届いていませんでした。 今も、1人1食おにぎり1個、暖をとるのも難しいという生活の場所もあります。 さて、復興支援についてですが、これがなかなか難しいですね。 ただお金を送るっていっても、どこへ送金すればいいかわからないし、 そのお金がきちんと必要としている人のもとへ届くかはわからない。 大きな団体を通すとマージンを取られる為 どれほどが本当に被災者に渡ったのか不透明感がある。 物を送るって言っても同じ、誰が何を必要としているかなかなかわからないし、 必要なものというのも日々変わってくる。 (あれだけ欲しかった毛布や電池が、電気が復旧した途端に必要無くなる。) むやみに自治体などに届いても、人手不足からそれら物資をさばくことができず、 結局行き渡らせることができない。 じゃあボランティアしに実際に行くかと言っても、 どこにいって何をしたらいいのかわからない。 被災者に救援物資として届いた食料を食べたり、避難所のスペースを借りて寝なきゃいけない ようなボランティアでは、むしろ来ないほうが良いって話になります。 復興支援に関しては、支援するほうもしっかりと状況を把握して できる限りきちんと確立されたルートを通して物を送るなり現地に出向くなりする必要があると思います。 ただ、一方では 沿岸部の人は明日の食料にも困っているわけで、 緊急を要する支援に関しては、いちいち正規ルートを通してる時間的余裕はないという現実もあります。 で、 今、僕の友達がかなり精力的にボランティアとして動いていて、僕も手伝っているんですが、 宮城県との県境に住む僕達は、宮城・岩手ぐらいなら日帰り往復できる為、 食事・睡眠場所等で迷惑をかけることなく、かなりフットワーク軽く動くことができています。 友達が昨日まで数日かけて沿岸部の都市を回ってきて、直接支援しにいく許可をいくつかの 自治体からもらってきており、さらに車も緊急車両の認可を受けたのでガソリンも手に入り、 高速の通行も許可されています。これで日帰りで炊き出し及び物資配達をしようという試みです。 既に先週、僕らの地元でかき集めた毛布やその他物資を3都市に配布してきました。 復興支援に関しては、単発ではなく継続的な活動が必要とされていますので、 当面は、今後2ヶ月ぐらいに渡って週1、2回の活動を予定しています。 近々では、明後日23日に岩手県大槌町の避難所へ500人分の炊き出しに行ってきます。 大槌町は、町長はじめ、役場や職員がごっそりと津波に飲まれ、自治体としての機能を 失っている町で、その為物資の要請も、届いた物資の仕分け等もスムーズに行えていない状況です。 こういう所に対して、僕らのピンポイント支援が力を発揮すると考えています。 炊き出しに関しては、地元の農家さんからの協力等もあり、 500人分の鍋とおにぎりを用意して1回3万円ぐらいで何とかできています。 ただ、僕らの活動はNPO,NGOのように特に認可を受けた団体ではなく、あくまでも個人での ゲリラ活動なので、いち企業として募金を行っても、正規の受領証とかそういった類の ものを発行することができないので税務的にはどうでしょう?その辺は会社として判断してください。 最後に、 大槌町の写真を3枚添付します。 明後日炊き出しに行く場所です。 まずは、やれることをやってみます。