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苔ハウス | 下地つくりと苔張り作業

寒くてなかなかはかどりませんが、今日も屋外で苔ハウス製作に苔屋さんが来てくれました。昨日の段階で自分は担当の木工事部分、下地つくりをしていました。野地板で壁面をふかして金網をU字型の又釘でぴんと張って固定します。この金網を苔が自分でつかんでくれるように苔をシート状に張って行きます。
それでも今日は日中は日差しが暖かく先日張り掛けだった窓側の壁面はどんどん苔で覆われていきます。作業効率も前回あみ出した苔の張り方のお陰でずいぶん良くなりました。ただやはり使う苔の量が半端ないです。これくらいの苔でここ一面は張り終わると思っていたのに全然足りないの連続です。用意した苔はすぐに底を付きます。
今日は苔もなくなり日が落ちて手が冷たすぎるのでここで終了。1面の半分くらいが貼り終わりました。この状態でも日の光を受けいろいろな種類のいろいろな苔が各々いい色を発しています。自然の緑のグラデーションでとても綺麗です。まだまだ先は長いのですが春の完成を目指して頑張ります。 これで春になって暖かくなれば苔もぐんといい色合いになりもっともっといい風合いの苔小屋になるはずでとても楽しみです。

作業の合間、苔屋さんとすこし那須ドライブに出かけました。今日は空の青さがとても綺麗でした。冬の空気はぴんとしていて澄んでいてきもちいいです。職業柄、苔屋さんとぶらぶらしていると森や道端などなど自分とは着眼点が違って違うものを見ていておもしろいなぁとおもいます。自分はここにもし雪が付いたらとかMTBならこの斜面がとかばかり見ているのに苔屋さんはやはり苔や植物中心に同じところを見ています。湿度や日差しの方向などとても勉強になります。