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内部塗装 改装日記#17

センターテーブル、レジカウンター、棚、階段と今回作ったSTORE内部の塗装をしていきます。 塗料はよしにい、藤原設計さんに教えてもらったドイツのリボス自然塗料をつかうことにしました。このLIVOS(リボス)というのは無農薬・有機栽培でつくられた亜麻の花を主原料に天然成分の力を100%取り出して出来た自然塗料です。リボスは塗料というより正確にはオイルで、なのでやはり正確には塗装ではなくオイルフィニッシュというやつで仕上げます。 オイルフィニッシュはペンキなどの塗料を塗るわけではないので、木をあるがまま出来るだけ素材に近い状態に保つ為の塗装です。 みんなで苦労して作ってきたこのSTORE、木のイメージがとても強いSTORE、仕上げ材としては最も適したものだと思います。 リボスでも用途や目的によってかなりの種類があるのですが、メルドスハードオイルを塗ることにしました。透明つや消し仕上げの木目を美しく引き立たせるオイルフィニッシュに一番適したオイルです。 無料サンプルも2個オーダーできるのでクノスという艶ありのオイルとグレイボという仕上げ用ワックスもオーダーしました。 早速、仕上げたセンターテーブルに塗ってみます。 塗ってて驚いたのはにおいです。塗料と違って嫌な匂いがしないどころか山歩きをしているときになどどこからかなんとなく匂ってくる木のにおいがします。そしてオイルなので塗り斑なども出にくく塗るのもカンタンでキレイにぬれます。これはかなりいいですよ。 と、思ったよりかなり楽勝でセンターテーブルのオイルフィニッシュ終了です。終了と言っても第一回目が終了で、12時間かわかし、またやすりをかけて二度塗りし、24時間乾かします。 本当かなり木目が引き立ってみえます。 このセンターテーブルの塗装で分かったことは、下地の木を丹念にやすり掛けすればするほどハードオイルの効果が現れ美しく仕上がることです。 ということで、あせってオイルを塗るのでなく階段やカウンターなどその他の塗る部分に今一度完璧にやすりをかけ直すことにしました。